重要指名手配の桐島聡容疑者の身柄が確保されたことが報じられました。
50年近くに渡って逃亡生活を続けてきた桐島容疑者は、なにをしたのでしょうか。
また、身柄を確保したのに、逮捕されないのはなぜという声もあります。
今回は、桐島容疑者はなにをしたのか、そして逮捕されない理由について調査しました。
桐島聡はなにした?
桐島聡の事件とは?
桐島容疑者は、1974〜75年に発生した連続企業爆破事件の容疑者として、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていて、50年近く逃亡していました。
- 東アジア反日武装戦線は、1970年代に爆弾テロを行った左翼集団。
- 「日本帝国主義」がアジアで行ってきた「悪行」について過激な反日思想を持つ。
- 海外進出日本企業を「日本帝国のアジア侵略に加担している企業」と標的にしていました。
- 「東アジア反日武装戦線」に「オオカミ」「大地の牙」「さそり」の3つのグループがある。
- 桐島容疑者は、「さそり」グループの一員。
桐島容疑者は、この集団の中の「さそり」グループだったのね。
その中で、桐島容疑者が所属する「さそり」グループが関与した爆破事件は、
この時限爆弾爆発事件が有名ですが、複数の企業爆破事件に関わったとも言われています。
連続企業爆破事件の逮捕者は?
1975年に以下の容疑者8名が一斉逮捕されていましたが、桐島容疑者は警視庁に指名手配される中、逃亡を続けていました。
- 大道寺将司
- 大道寺あや子
- 佐々木規夫
- 片岡利明(益永利明)
- 斎藤和
- 浴田由紀子
- 黒川芳正
- 協力者1人
桐島聡が逮捕されない理由は?
桐島容疑者が逮捕されない理由は、
逮捕しないという根拠は、被疑者に逃亡や証拠隠滅のおそれがないときは、警察は逮捕できないという規則があるからです。
逮捕の必要性とは被疑者が逃亡を図るおそれや罪を犯した証拠を隠滅するおそれなどのことを指します。 刑事訴訟規則の第143条の3によれば、被疑者に逃亡や証拠隠滅のおそれがないときは、警察は逮捕できないこととされています。
引用元:ベリーベスト法律事務所
桐島容疑者は、今月路上で倒れて病院に運び込まれ入院となりました。
以前から通院もしていたようですが、病名は末期の胃がんだったとのこと。
病状は深刻なようで、27日には危篤という情報が入ってきました。
逃亡生活について、少しずつ明かしているようですが、容態が悪化すれば謎が究明できないということになりそうです。
追記:桐島聡は入院先の病院で死亡
死因は末期の胃がん。
警視庁公安部は、DNA鑑定を進めていますが、本人と確定された場合、容疑者死亡のまま書類送検する方針です。
- 病気で痩せこけて80歳くらいに見えた・・・
- 病名は末期がん・・
- 最期は「本名で迎えたい」と自白
- 被疑者本人からの自白は除外?