東京都台東区の自宅マンションで、4歳の次女・美輝(よしき)ちゃんを中毒死させた疑いで逮捕された細谷志保容疑者。
実子の殺害容疑をかけられた志保容疑者が、あまりにもサイコパスで毒親だと話題です。
今回は、細谷志保容疑者の生い立ちや家庭環境、サイコパスな毒親になってしまったきっかけを調査しました。
細谷志保のプロフィール
- 名前:細谷志保(ほそや しほ)
- 出身:千葉県松戸市
- 居住地:東京都台東区
- 年齢:37歳
- 職業:浅草ホテル旅籠役員、兼業主婦
細谷志保の生い立ちは?
それでは、細谷志保容疑者の生い立ちについて、見ていきましょう。
家庭環境は?
まずは、志保容疑者がどのような家庭環境で育ったのか調査をしました。
志保容疑者の両親は離婚していることがわかっています。
お父さんは北海道で暮らしており、志保容疑者は母親と千葉県松戸市で暮らしていたようです。
志保さんの両親は離婚しており、お父さんは北海道で暮らしていた(ホテル会社の元役員)
引用元:文春オンライン
現時点で詳細な家庭環境については不明ですが、志保容疑者の逮捕容疑である実子の殺害という異常性から、良い家庭環境で育ってきたとは想像し難いです。
片親だったということ以外にも、以下のような可能性もあります。
特にこの3つのうち、志保容疑者自身も虐待を受けていた可能性については、信憑性があると言えます。
それは、幼少期に虐待を受けて育った子供は、将来的に自分自身や他人を虐待する可能性が高くなることが証明されているからです。
しかも、その確率は約40%と言われており、驚くほど高いです。
虐待を受けた子どもたちは、将来的に自分自身や他人を虐待する可能性が高くなる・・・具体的に言えば、自己認識の問題や抑うつ症状、不安症状、および暴力的な行動に関連する行動問題が増加する傾向。
虐待を受けた子どもたちのうち約40%は、将来的に自分自身や他人を虐待することがあるという結果も・・・
引用元:PRTIMES
実際、志保容疑者も睡眠障害や精神疾患の疑いがあり、異常行動を取っていたと報じられています。
幼い頃の辛い経験がフラッシュバックして、精神疾患を患ってしまう虐待の被害者は多いです。
当然、現在の志保容疑者の人格を形成する要因にもなっているでしょう。
このような理由から、志保容疑者が幼少期虐待を受けていた可能性は高いと言えます。
それでは、志保容疑者がどのような家族のもとで育ったのか見ていきましょう。
父親
志保容疑者の父親は、北海道に在住ということがわかっています。
志保容疑者の年齢は、37歳。
父親の年齢は50代後半から60代であると考えられます。
父親は、志保容疑者の子供を児相から戻す際の監護者となり、育児に協力をしてくれていたようです。
「児相は子供を細谷家に戻すにあたり監護者をつけることを要求しました。志保さんと健一さん以外の別の親族が責任を持って子供の生活を見守るよう義務付けた。そこで夫婦が協力を求めたのが志保さんのお父さん。」
引用元:文春オンライン
しかし、志保容疑者は、父親からの小言に激しく反発してしまい衝突していたといわれています。
母親
志保容疑者の母親は、既に亡くなっていることがわかりました。
結婚して浅草に嫁ぐまで、母親と2人で千葉県松戸市の集合住宅に住んでいたようです。
母親が亡くなった後も、このアパートを解約はしませんでした。
その理由は二つあり、愛着があったことと、逃げ場所にしていたためでした。
- 母親と暮らした愛着のある場所だから解約はしない
- 夫婦の豪遊のせいで会社が傾き、業者への支払が滞ることがあった。押しかけてくる債権者から逃れるためのシェルターにしていた
兄弟
兄弟については、明らかになっていません。
両親のことが明らかになっていますが、兄弟についての話しが出てきませんので、志保容疑者は一人っ子なのかもしれませんね。
幼少期・学生時代は?
志保容疑者の幼少期や学生時代の情報は、明らかになっていません。
どのような幼少期・学生時代を送ってきたのでしょうか。
志保容疑者の現在の精神のもろさや異常性から考察すると、もしかしたら幼少期・学生時代「いじめ」にあっていた可能性も否定できません。
家庭環境に何も問題がなかったとしても、幼少期・学生時代に受けた「いじめ」によるトラウマは、精神的な闇を抱えたり、人格が歪んでしまったり気質・性格に影響を与えるものです。
もしくは、不良の友人ができた事により、その影響で非行に走ってしまったということもあるかもしれませんね。
志保容疑者の幼少期・学生時代の情報がわかり次第追記いたします。
夜のお店で働き始める
志保容疑者は、体を密着させる夜のお店で働いていたことがわかっています。
そして、そのお店で志保容疑者の太客だったのが健一容疑者。
親密になった2人は健一容疑者の父親の反対を押し切って2009年に結婚しました。
志保容疑者が22歳の頃です。
結婚後は、嫁入りして家業の手伝いもしていたようです。
細谷志保のサイコパスな毒親になる3つのきっかけとは?!
その1:生い立ちの闇が影響
サイコパスな毒親になったきっかけでまず最初に考えられるのは、
志保容疑者の両親の情報が徐々にわかってきていますが、やはり家庭環境としては良いものではありません。
- 両親は離婚
- 育ててくれた母親は他界
- 父親とは「あなたの様な無責任な親ではありません」と言うほど不仲
母親と住んだ実家は愛着があると語っていたようですが、母親が頑張って必死で育てていたとしても、やはり片親では、愛情不足だったのかもしれません。
その2:精神的に未熟で育児できなかった
二つ目のきっかけは、
が考えられます。
結婚後、一家4人は千葉県流山市に住んでいました。
この頃から、志保容疑者の子供への虐待が表面化してきます。
- 心理的虐待
- 育児放棄(ネグレクト)
以下の虐待の履歴でもわかるように、流山市に住んでいる頃、わかっているだけで3回も虐待で通報をされています。
そのとき、「子供を育てられない」と騒いだという記録もあります。
その3:育児の助けが足りなかった
3つ目のきっかけは、
ということです。
2016年8月以降、一家は台東区の現在の所有マンションに移転しました。
11月末には都と区で流山市からの報告を受け、家庭訪問を始め「養育困難」という相談を受けていたようです。
子供への虐待について、しっかり連携がされていたのに、次女・美輝(よしき)ちゃんの命が奪われてしまったのは、本当に悔しいですね。
流山市に住んでいる頃から児相や警察が介入するほど、育児崩壊していました。
当時、主に育児を担っていた健一容疑者も、行政に対してこのようにSOSを出していたようです。
児相に保護してもらいたい。妻が罵声を浴びせてけんかになることがしばしばあり、子供も知っていると思う。
志保容疑者のように精神的に不安定ではなくても、親や兄弟など親族に頼りながら子育てをしている夫婦は多いです。
志保容疑者の親族である父親とは関係性が悪く、健一容疑者の親族は、両親と姉が他界しています。
もっと他に頼れる環境があれば、次女を殺害するという最悪の事態に陥らずにすんだのかもしれません。
まとめ
細谷志保容疑者の生い立ちから、サイコパスな毒親になったきっかけを調査しました。
サイコパスな毒親になったきっかけは3つありましたが、志保容疑者の周囲の環境が変わっていたら未来ある子供の尊い命が奪われることはなかったのかもしれないと思うと、悔しくていたたまれません。