大分県別府市でひき逃げ死亡事故を起こし逃亡中の八田與一容疑者が、道路交通法で全国初の「重要指名手配」に指定されました。
命を取り留めた大学生は、事件当時のことを八田容疑者は「殺しにきてると思った」と語っており、事件の凶悪さがわかります。
今回は、このような非道な事件を起こした八田容疑者が恋人に送った手紙の内容が怖いと話題なので、どのような手紙だったのか調査しました。
八田與一の手紙の内容をご紹介!
ABEMAニュースにて報じられた八田容疑者が交際相手に送った手紙について、犯罪心理専門家の分析を参考に八田容疑者の性格を考察しました。
手紙の内容(一部)
手紙の内容を一部引用します。
前半:恋人に宛てたラブレター
まずは手紙の前半部分です。
俺が〇〇ちゃんの好きなところ。毎日電話で楽しませてくれるところ。美意識が高くて綺麗なところ。色々と共感してくれるところ。ユーモアがあって心の余裕があるところ。他にもたくさん大好きなところがいっぱいあります。
中盤:まるで犯罪者の反省文
手紙の中盤になると、まるで犯罪者の反省文のような内容になってきます。
- 損得勘定で考える
- 考え方のクセ
- 環境のせいにしがち
この3つの言葉ですが、専門家によるとこれらは自分で考えたことではなく、過去に「損得勘定で考えるな」「環境のせいにしがち」と人から指摘された可能性があるといいます。
そして、「考え方のクセ」の「クセ」とカタカナで書く手法は、認知行動療法や心理教育で使われる専門用語のようです。
つまり、手紙のこの部分は、過去に反省文を書いたことのある人物が書く文章の傾向が見られるというのです。
八田容疑者は、高校時代に殺人未遂事件を起こし、少年院に入っています。
こちらが事件の概要です。
習志野市東習志野1の市立習志野高校の2階教室で、2年生の男子生徒(16)=千葉市=が同級生の男子生徒(16)=習志野市=の左胸などをナイフのようなもので刺した。同級生は重傷。男子生徒は自転車で逃走。県警が行方を追っていたところ、約6時間後の同日夜、千葉市花見川区内で身柄を確保し、殺人未遂容疑で逮捕した。同市ではタクシーが奪われる強盗事件が発生しており、県警は男子生徒との関連を調べる。
引用元:千葉日報
その時に反省文を書いた経験が、恋人に宛てた手紙にも現れているのかもしれません。
後半:相手の悪いところを指摘
後半部分は、交際相手の悪いところを指摘して改善して欲しいと書いています。
八田容疑者の手紙は、一見ラブレターのようですが、犯罪者の反省文のフォーマットのようで、背筋がゾッとするような怖さがありました。
直上的で自分本位なため、自分にストレスが降りかかり、被害を被っていると感じると後先考えず感情的に行動に移してしまう性格のようです。
このような性格の場合、逃げている間は自己正当化が働くため、自分は間違っていないと納得してしまい、逃げ続けられるのだとか。
もうすぐ逃亡して1年半になりますが、自分は悪くないという気持ちで逃げ続けているのでしょうか。
八田與一の性格や人物像は?
現在までに報道されている八田容疑者の性格や人物像をまとめました。
- キレやすく大学時代は学内でも喧嘩のトラブルがあった
- 自転車で千葉から熱海まで150kmを走破するほど行動的で体力がある
- 同級生からのイジられキャラで度が過ぎると急にキレていた
- 女性に対しては穏やかで優しい
- 初対面でも気兼ねなく話せて社交的
- 中古品や安いスーパー、ディスカウントショップが好き
- 温泉やキャンプが好き
- 筋トレや歯磨きルーティーンを大切にする
- 爪を綺麗に切るなど几帳面
感情のコントロールが苦手なところがあったという話しもあり、高校時代、大学時代と事件やトラブルを起こしていますのでキレやすい性格だったというのは間違いないようです。
まとめ
八田容疑者の手紙とこれまでの報道からわかる性格と人物像を以下にまとめました。
- 直情的で突発的に行動に移す
- 一方的で自分本位
- 感情のコントロールが苦手で、些細なことでもキレやすい
- 一見すると、穏やかで優しそうで社交的
- アウトドアや筋トレなど体を動かすことが好きで活動的
- ルーティンを大切にする几帳面な性格
なぜ八田容疑者がここまで逃げられるのか理解出来るような手紙の内容でした。
一刻も早く逮捕されることを願います。