韓国のyoutuberがつまようじを揚げて食べる動画が話題です。
実は7年前からつまようじを食べる人はいたようなのですが、動画が話題になると韓国の若者の間で流行り始めたそうです。
今回は、韓国のつまようじを揚げて食べるのは大丈夫なのか、調査しました。
【画像】韓国のつまようじ揚げとは?
話題となっている韓国のつまようじ揚げについて、詳しく見ていきましょう。
揚げるつまようじは、こちらの緑色のつまようじです。
緑色なのもありますが、プラスチックのようで、「これを揚げるの?!」とびっくりしますよね。
揚油に入れると、膨らんでかき揚げや、フライドポテトのようです。
こちらが、サクッと揚がったつまようじを、そのまま食べている様子。
食べてみた感想ですが、「つまようじを食べていると思えない」「食感がおもしろい!」「少し甘い」ということです。
チーズをかけて食べている動画もありましたが、これは美味しそうに見えます。
麺料理として「つまようじラーメン」にして食べている動画もありました。
そのほかにも、つまようじを水に漬けてゼリー状にして食べたり、様々なアレンジ料理が生まれているようです。
韓国のつまようじ揚げは食べても大丈夫?
食べているつまようじというのは、でんぷん製つまようじです。
食べられる材料から作られているため料理して食べても問題ない、という認識から始まりました。
実際の主な成分は、トウモロコシやじゃがいものでんぷんで作られるものが多く、色素や粘度を高めるために長イモも使われているそうです。
その他には、清涼感を出すためにソルビトールなどがわずかに含まれているようですが、全て食べられる材料です。
有害物質などは含まれないようでした。
韓国のつまようじは食用ではないので危険?
しかし専門家は、食用として作られた製品ではなく、安全性は実証されていないため、つまようじを大量に揚げて食べるのは危険だといいます。
また、つまようじメーカー側も製品に、食べないようにという注意書きをしています。
韓国中央大食品工学科の河相道(ハ・サンド)教授は、チョソン・ドットコムの取材に対し「食用製品の安全性基準は、ほかの製品に比べて厳格だ。つまようじは、本来の用途の安全性基準をクリアしていても、食用としての基準に適合しているわけではない」として「つまようじは食べない方がよい」と指摘した。韓国食品医薬品安全処の関係者は「関連する調査を行ったことはない」としながらも「食用として売られているわけではないため、揚げたり食べたりしないことを推奨する」と話した。
引用元:yahooニュース
SNSの影響で、子供からつまようじ揚げを作って欲しいとお願いされて困っているという声や、衛生上問題がありそう、という声もあるとのこと。
少しくらいなら大丈夫と、興味本位で食べる人もいそうですが、危険なのでやめましょう。