ジャズシンガー・綾戸智恵さんの息子・イサさんが注目を集めています。
難病で嗅覚を失いながらも、コーヒー焙煎士という新たな道を切り拓いた波乱の人生に、多くの人が胸を打たれているんですよね。
今回は、綾戸智恵さんの息子・イサさんの年齢・プロフィール・難病の詳細・現在の活動を詳しく調べました。
綾戸智恵の息子イサのwikiプロフィール
まず、イサさんの基本情報をまとめてご紹介します。
| 項目 | 内容 |
| 名前 | イサ |
| 生年月日 | 1990年(詳細不明) |
| 年齢 | 35歳前後(2026年現在) |
| 出身 | アメリカ生まれ・日本育ち |
| ルーツ | 日本人とアフリカ系アメリカ人のハーフ |
| 職業 | コーヒー焙煎士 |
| 店舗 | まいど屋アフロ珈琲 |
イサさんは、母・綾戸智恵さんがニューヨーク滞在中に出会ったアフリカ系アメリカ人の男性との間に生まれたハーフです。
アメリカで誕生しましたが、生後6か月で母とともに日本に帰国し、日本で育ちました。
日本語はネイティブですが、その容姿からくる違いで、小学校時代にいじめを受けることもあったといわれています。
小学5年生のころ、登山家・野口健さんが主催する屋久島のサマーキャンプに参加したことをきっかけに、屋久島の小学校へ転校したとの情報もあります。

豊かな自然の中で過ごした時間が、困難に立ち向かう力を育んだのかもしれませんね。
綾戸智恵の息子イサが患った難病とは?
イサさんの人生を大きく変えることになった、難病についてご紹介します。
嗅覚を失う難病を発症した時期
イサさんが患ったのは、「好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくうえん)」という国が指定する難病です。
2014年、当時24歳のイサさんはこの病気を発症しました。
好酸球性副鼻腔炎は、鼻の中にポリープが多発し、手術をしてもすぐに再発することが多い、非常に厄介な病気です。
原因は現在も解明されておらず、難病指定を受けているほど深刻な疾患として知られています。
最も辛い症状のひとつが嗅覚の著しい低下で、イサさんはにおいをほとんど感じられなくなってしまいました。
嗅覚を失うと味覚にも支障が出るため、日常生活への影響は計り知れませんでした。
夢を諦めざるを得なかった経緯
難病を発症した当時、イサさんは自動車整備工を目指して専門的な勉強を続けていました。
しかし、嗅覚を失ったことで、その夢をあきらめざるを得なくなります。
自動車整備の現場では、ガソリン漏れや焦げたにおいに素早く気づくことが安全上の大前提です。
においを感じられない状態では、危険を察知することができず、仕事を続けることが難しいと判断したのです。
長年向き合ってきた夢を手放さなければならなかった当時のイサさんの気持ちを思うと、胸が痛くなりますね。
母・綾戸智恵が支えた闘病生活
息子の難病発覚に、綾戸智恵さんは決して諦めませんでした。
嗅覚を失ったイサさんにできる仕事を見つけようと、同じ好酸球性副鼻腔炎を抱える患者に向けて、世界中にメールを送り続けたといいます。
するとある日、南米の焙煎士の方から一通の返信が届きました。
そのメールには「自分も同じ病気で嗅覚はないが、目でコーヒー豆の色の変化を見て、耳で焙煎の音を聞きながら焙煎をしている」というメッセージが書かれていたといいます。
その言葉が、イサさんと綾戸さんにとって大きな転機となりました。
諦めずに世界へ問い続けた母の愛と、そこから新しい道を切り拓いた息子の強さが、胸に響くエピソードですよね。
綾戸智恵の息子イサの現在はコーヒー焙煎士!
難病という試練を乗り越えたイサさんは、現在コーヒー焙煎士として精力的に活動しています。
自家焙煎コーヒー店「まいど屋アフロ珈琲」を経営
南米の焙煎士からの言葉に背中を押されたイサさんは、コーヒー焙煎の世界に飛び込みました。
母・綾戸智恵さんが通っていた自家焙煎コーヒー店に足しげく通い、知識と技術を一から習得していったといいます。
そして2017年頃、念願の自家焙煎コーヒー店「まいど屋アフロ珈琲」をオープンさせたといわれています。
店名の「まいど屋」は大阪弁の「まいど(毎度)」から、「アフロ」はアフリカ系アメリカ人の父を持つ自身のルーツから来ていると考えられます。
ユニークかつ覚えやすい店名ですね。
焙煎士を目指したきっかけ
イサさんの焙煎スタイルの最大の特徴は、嗅覚に頼らず目と耳を最大限に駆使することです。
コーヒー豆が焙煎されていく過程で変わる「色」を目で追い、焙煎時に発生する独特の「音」を耳で聞いて、火加減やタイミングを判断しています。
「匂いではなく目と耳を使って焙煎ができる」という南米の焙煎士からのメールが、イサさんの人生を変えた一言でした。
引用元: まいど屋アフロ珈琲 公式プロフィール
一般的には「香り」で焙煎の状態を判断することが多いコーヒー業界において、イサさんの手法はまったく異なるアプローチです。
逆境から生み出された独自のスタイルが、多くのコーヒーファンに支持されているのは、本当に素晴らしいですね。
店舗情報・通販について
まいど屋アフロ珈琲は、実店舗を持たない通販専門のコーヒー店です。
注文を受けてから豆を焙煎する「受注焙煎」スタイルを採用しており、常に新鮮な状態で届けてもらえます。
品質を守るため、豆はひかずに豆のまま販売しています。
公式サイト(mydo-afrocoffee.jp)や、公式オンラインショップ(STORES)から購入が可能です。
自宅にいながら、焙煎士イサさんのこだわりが詰まった一杯を楽しめるのは嬉しいですよね。
綾戸智恵と息子イサの親子エピソード
ここからは、綾戸智恵さんとイサさんの絆を感じられるエピソードをご紹介します。
シングルマザーとして育てた33年
綾戸智恵さんはイサさんを、シングルマザーとして育て上げました。
イサさんの父親はアフリカ系アメリカ人のジャズミュージシャンだったといわれていますが、結婚後にDV(家庭内暴力)があり、妊娠中に離婚を決意したとされています。
帰国後は英語教師や給食調理員など、様々な仕事で家計を支えながら息子を育てたといいます。
40歳でジャズシンガーとして遅咲きのデビューを飾り、その後は全国的な人気アーティストとして活躍してきた綾戸さん。
その裏で、ずっとひとりの母として息子の成長を支え続けてきたのです。
1990年の出産から30年以上、母と息子の二人三脚の歩みは、決して平坦ではありませんでした。
2022年「親子大賞」受賞
2022年、綾戸智恵さんとイサさんは「親子大賞」を受賞しました。
「親子大賞」とは、「親子の日」普及推進委員会が主催する賞で、社会に感動を与えた親子に贈られる名誉ある賞です。
受賞理由として、綾戸さんとイサさんが「人に心地よい時間を提供する仕事」にそれぞれ情熱を捧げていることが評価されました。
ジャズで観客の心を動かす母と、最高の一杯で幸せなひとときを届ける息子。
異なる形で人々を豊かにする姿が、親から子へとエネルギーが受け継がれていく絆の象徴として称えられたのです。
介護と難病が重なった時期を乗り越えて
綾戸さんが息子の難病と向き合っていた2014年頃は、母親の介護も同時に抱えるという、非常に過酷な時期でもありました。
2008年に母親が脳梗塞で倒れた綾戸さんは、その後17年にわたって介護を続けました。
認知症も加わり、介護の大変さは年々増していく中、息子の難病発覚というニュースも重なりました。
それでも綾戸さんは前を向き、世界中にメールを送って息子の可能性を探し続けました。
2021年1月、母親を94歳で見送った綾戸さん。
その翌年に「親子大賞」を受賞したことは、長年の苦労が報われた瞬間でもあったのではないでしょうか。
苦難を乗り越えた先にある、焙煎士として輝くイサさんの姿は、母・綾戸智恵さんの愛情の結晶ですね。
まとめ
今回は、綾戸智恵さんの息子・イサさんについてご紹介しました。
難病「好酸球性副鼻腔炎」によって嗅覚を失いながらも、目と耳を駆使する独自の焙煎スタイルを確立し、「まいど屋アフロ珈琲」を経営するイサさんの人生は、多くの人に勇気を与えてくれます。
2022年に母・綾戸智恵さんとともに受賞した「親子大賞」は、二人が乗り越えてきた苦難と絆の深さを証明するものでしょう。
イサさんのコーヒーは公式サイトや通販から購入できるので、興味のある方はぜひ試してみてください。
これからも焙煎士・イサさんの活躍と、綾戸智恵さんとの温かい親子の歩みを応援しています。
