2024年パリオリンピック出場が内定している柔道男子60キロ級の永山竜樹(ながやま りゅうじゅ)選手。
最軽量男子60キロ級ながら重量級並みのパワーを誇り、背負い投げが得意技です。
この記事では、そんな永山竜樹選手について、
- 永山竜樹の父親の英才教育がすごい!
- 永山竜樹の父親は黒帯の指導者?
- 永山竜樹の家族構成まとめ!
の3つについて見ていきたいと思います。
永山竜樹の父親の英才教育がすごい!
永山竜樹選手の父親は、永山修さん。
現在50歳。
2019年に中京テレビの「アス友」という番組で、お父さんとの絆がテーマの回に出演し、インタビューに答えています。
1996年4月15日に北海道美唄市(びばいし)で三人兄弟の長男として誕生した永山竜樹選手。
柔道を始めたのは4歳の時で、近所の友達に誘われて軽い気持ちで美唄市少年柔道会に入会しました。
その頃は体が小さいこともあり、試合も数秒で負けるなどして全然勝てなかった永山竜樹選手。
その時、ご本人には悔しいという思いはなかったそうですが、父親の修さんの方が悔しがり、先にスイッチが入ります。
永山竜樹選手が小学校2年生の時には、父親修さんの勧めで、北海道岩見沢市(いわみざわし)にある玉置塾(たまおきじゅく)に入会します。
玉置塾とは、柔道女子57キロ級で活躍する玉置桃(たまおき もも)選手のご両親が自宅裏で開いている柔道塾です。
玉置桃選手のご両親も共に柔道家で、父親の新さんは日本大学卒業後、日通の実業団で活躍。
母親の薫さんも全日本柔道選手権で2連覇をされた実績を持ちます。
玉置塾の指導法は独特で、実戦だけでなく理論や理屈から学ぶスタイルです。
それまで週3回だった柔道の稽古は、玉置塾に入ってから毎日になりました。
平日は3時間、休日は7~8時間の猛練習に励んでいた永山竜樹選手。
玉置塾での練習はとても厳しく、他の道場とは比べ物にならないほど多くの練習をこなします。
当時の永山竜樹選手は体も小さく、さらに人よりも何倍も練習するように指導されたそうです。
強い選手もたくさんいたことで、技術面でも強くなることが出来ました。
こちらは永山竜樹選手の8歳の試合の時の様子です。
永山竜樹選手よりも体格の大きな選手を思い切り投げています。
小学生の頃は体力が無限だったようで、土日は午前と午後の2部練習の合間に、昼ご飯を食べたらすぐにドッチボールや鬼ごっこ、プール遊びなどをして過ごし、午後の稽古に戻る。
平日も小学校で野球部の練習に出てから道場に行っていたとのこと。
「ほっかいどう報知」のインタビューに応じた永山竜樹選手は、玉置塾に通っていた頃の様子を以下のように語っています。
当時、“虎の穴”と呼ばれていた道場、そこからはもう柔道漬けの日々でした。
(中略)
練習は確かに厳しかったけど、柔道も強くなりたかったし、野球も楽しかった。
やめたいと思ったことはなかったです。
柔道だけでなく、野球も続けていた永山竜樹選手。
父親の修さんは、永山竜樹選手に柔道だけでなく野球も続けさせることで、柔道と共通する学びを得てほしかったのかもしれませんね。
永山竜樹の父親は黒帯の指導者?
柔道は未経験だった永山竜樹の父親、修さん。
しかし、永山竜樹選手が小学生の時の初試合で簡単に投げられてしまったことをきっかけに、
「このままじゃダメだ、もっと鍛えないと」
と思われたそうです。
そしてなんと、父親の修さんが自ら毎日5時間もの稽古を重ねて、初段を取り黒帯に。
自分が柔道をやることで、息子に直接指導をしたいとの思いからだったそうです。
小さい頃は、家でゴムチューブを引っ張ることで背中を鍛えていたという永山竜樹選手。
このようなアドバイスをしたのは、父親の修さんだったのかもしれませんね。
小学生時代の永山竜樹選手には、直接厳しい稽古をつけていた修さんですが、
永山竜樹選手の中学への入学と同時に、親元から離すという決断をすることになります。
進学先の中学校は、愛知県にある大成中学校。
柔道部の名門です。
今までの環境をガラリと変えて、より強くなって欲しいという修さんの願いだったのでしょう。
永山竜樹の家族構成まとめ!
現在は2021年10月にに入籍した奥様のしおりさんと、2022年8月に生まれた息子の栄樹(えいじゅ)君との三人暮らし。
奥様はInstagramのフォロワー1000人超え。
とても美人で、オシャレな日常をInstagramにアップされており、永山竜樹選手や息子の栄樹君も度々登場しています。
北海道のご実家では、
父、母、弟、妹の五人家族だったようです。
弟の冬愛(とあ)さんは、東京の神田と西新宿で2件のジンギスカンの焼肉屋さんを経営されています。
妹の樹愛(じゅあ)さんは永山竜樹選手のお誕生日に手作りTシャツをプレゼントしています。Tシャツには3兄弟のイラスト。それぞれの特徴をよく掴んでいるようです。
お母様については情報が見つかりませんでした。
以下は、グランドスラム東京2023で、3歳年上の学生時代からのライバル、髙藤直寿選手から一本を取った直後の様子です。
複数の知り合いや親戚と思われる方と一緒に喜び合っているように見えるので、お母様もこの近くで一緒に勝利の喜びを味わっていたのかもしれませんね。
まとめ
これまで、
- 永山竜樹の父親の英才教育がすごい!
- 永山竜樹の父親は黒帯の指導者?
- 永山竜樹の家族構成
ということについて見てきました。
永山竜樹選手がパリオリンピック出場内定を獲得するほど柔道で活躍されてきたのは、
お父様を始め、周りの家族の協力や支えがあってこそだったのでしょう。
パリオリンピックが開催された際には、金メダル獲得に向けて全力で戦う永山竜樹選手の姿を精一杯応援したいと思います。