静岡県は県内2カ所のアイスクリーム類製造業者で、基準値を超える細菌などが検出されたと発表しました。
静岡県東部保健所が7月25日に、アイスミルクの抜き取り検査を実施したところ、沼津市の業者が製造した製品から大腸菌群が、伊豆の国市の業者が製造した製品からは基準値を超える細菌数が検出されました。
東部保健所は、製品の回収を命じたとのことです。
これらの製品による健康被害は、今のところ報告されていないということです。
今回は、アイスから大腸菌群が検出されるのはなぜか、回収対象製品のアイス2種を調べました。
アイスから大腸菌群が検出されるのはなぜ?
なぜ今回アイスミルクから大腸菌群が検出されたのでしょうか。
それは、以下が原因となります。
「アイスクリーム類」を製造する工程で、原料となる乳および乳製品がしっかりと加熱処理されたか、衛生的に取り扱われたかを確認する指標として、大腸菌群の有無の基準が定められています。
引用元:https://ez-hygiene.com
今回は2つの業者製品で、基準値を超える大腸菌群と細菌類が検出されました。
回収される業者製品は?
武井牧場の牛乳アイスキャンディー
静岡県沼津市にある『うちだけの味 武井牧場』で製造されている牛乳アイスキャンディーです。
いちご味、お茶味がありますが、今回回収となったのは牛乳味のようです。
12本セットで販売されているようですね。
回収の対象は7月20日に製造された633個で、大腸菌群陽性だったとのことです。
大美伊豆牧場のちちもなか
静岡県伊豆の国市にある『大美伊豆牧場』のちちもなかです。
搾りたてのミルクをたっぷり使って作ったさわやかな口どけのソフトクリームサンドもなかです。
7月4日に製造された16個が回収の対象となりました。
検査品から1グラム当たり84万の細菌が検出されたとのことです。
数も少ないですし、製造されてから日数も経つのでもう食べられてしまったかもしれませんね。
まとめ
現時点においては、まだ健康被害が報告されていないため、全ての回収が出来るように願います。
毎日猛暑日が続いて、どうしても冷たいものが食べたくなりますね。
アイスクリームは食中毒を引き起こすことは意外かもしれません。
気を付けながら楽しみたいものですね。