韓国俳優イソンギュンさんが、ソウル鍾路区(チョンノグ)にある公園の近くの路上に駐車していた車の中で遺体で見つかりました。
死因は練炭自殺と報じられています。
亡くなる前日にメモのような遺書が残されており、その一部が公開されましたので調査しました。
イソンギュンの遺書の内容は?
妻チョンヘジンあての遺書の内容は?
イソンギュンさんが妻のチョンヘジンさんにあててメモの形で残した遺書の一部内容が公開されました。
- どうしようもない
- これしか方法がなさそうだ
このように書いてあったそうです。
「昨夜、家を出る前にイ・ソンギュンさんは遺書のようなメモを残した。妻にあてたものは『どうしようもない』『これしか方法がなさそうだ』という内容だった」
引用元:テレビ朝鮮ニュース9
イソンギュンさんは薬物使用容疑で警察の捜査を受けていました。
イさんは3回にわたり警察に出頭して取り調べを受けたが、簡易試薬での薬物検査や国立科学捜査研究院の精密鑑定でいずれも陰性と判定されていた。26日には、疑惑の証拠とされるものがソウル・江南にある遊興施設の従業員の女(麻薬類管理法違反の罪で起訴済み)の供述のみだとして、ポリグラフ(うそ発見器)を用いた取り調べを行うよう警察に要請していた。
引用元:聯合ニュース
何度も繰り返される取り調べに絶望してしまったのでしょうか。
その結果「どうしようもない」「これしか方法がなさそうだ」と思い詰めてしまったのかもしれません。
所属事務所あての遺書の内容は?
所属事務所HODU & Uエンターテインメント代表にあてた遺書の内容は、広告や映画の違約金に関して負担を感じていると言及。
そう書かれていたそうです。
「イ・ソンギュンさんが違法薬物関連捜査を受けたことで取り消された映画出演契約や広告の違約金は100億ウォン(約11億円)台に達するものと推定される」
引用元:テレビ朝鮮ニュース9
この取り消された映画出演契約とは、主演映画の「脱出」と「幸せの国」という作品です。
薬物捜査の影響により、封切りが保留されていました。
また、ドラマ「ノー・ウェイ・アウト」の出演予定も取り消され、チョ・ジヌンが代役を務めることになっていました。
強制公開と批判も!
イソンギュンさんの遺書の一部内容が公開されたことをめぐっては、批判の声があがっているようです。
たしかに、第一報では遺族の要請により遺書は非公開となっていました。
しかし、韓国放送局のテレビ朝鮮はニュースを通じてイソンギュンさんが亡くなる前日、家を出る際、妻のチョン・ヘジンさんと所属事務所宛てに残した遺書の一部内容を単独報道したのです。
このことについて、ネットでは「遺族が公開しないと言ったのにどうして」「これは強制公開ではないか」と、遺書の内容を単独で伝えたテレビ朝鮮の報道に批判が殺到しています。