ヤマハミュージックロシア社長の青木純氏の死因が話題になっています。
警察関係者は「犯罪的な性質のものではない」とコメントしていますが、様々な憶測が飛び交っているようです。
なぜこれほど話題になっているのか調査しました。
ヤマハ青木純のwikiプロフィール
青木純氏は、ヤマハミュージックロシア社長を務められていました。
報道でわかっている情報はこちらです。
- 名前：青木純
- 年齢：55歳
ヤマハ青木純の家族構成
青木純氏のFacebookを調査したところ、同姓同名、ロシア在住の報道で公表されている顔画像と同じ人物を発見しました。
おそらく同一人物である可能性が高いですが、ご遺族のお気持ちに寄り添い、詳細な情報は控えさせていただきます。
息子と呼んでいる投稿がありましたので、奥様・子供がいらっしゃると思われます。
ヤマハ青木純の死因の真相は？
現地ジャーナリストも「自宅で心不全で亡くなったと聞いています」と語る。
引用元：yahooニュース
しかし、世間では暗殺や陰謀論が囁かれているようです。
その理由について調べてみました。
ヤマハ青木純の死因が暗殺や陰謀論と言われる理由
暗殺や陰謀論が囁かれる理由を３つご紹介します。
その１：プーチン大統領の側近と密接な関係
一つ目の理由は、「プーチン大統領の側近と密接な関係」にあると報じられたためです。
青木氏は、1866年に設立されたモスクワ国立チャイコフスキー音楽院の評議員会の一員でした。 音楽院院長はプーチンの親友であるヴィクトル・ズブコフ氏（82歳）で、現在は、エネルギー大手ガスプロムの大ボスであり、以前は、ロシアの首相でした。
引用元：x
ロシアでプーチン政権を批判していた、ジャーナリストのアレクセイ・ナワリヌイ氏が刑務所に収監中に死亡した事件がありました。
ナワリヌイ氏の死因については、プーチン政権の関与が疑われていました。
今回の「プーチン大統領の側近と密接な関係」という報道を受けて、ナワリヌイ氏の事件を思い出し、暗殺や陰謀論という憶測が立ったのかもしれません。
その２：モスクワの中心部では不審死が多発
二つ目の理由は、モスクワ中心部では、他にも著名人を中心に心臓発作などで突然死するケースが多いと言われているからです。
現在、犯罪的なものではない、外傷がなかった、などと報じられていますが、疑念を持つようなコメントがあります。
現状、事件性が疑われるものは見つかっていませんが、モスクワの中心部では財界の著名人を中心に“心臓発作”などで突然死がよく起きるのも事実です。（現地ジャーナリスト）
引用元：yahooニュース
ニュースの内容を鵜呑みにしすぎるのも、疑いすぎるのもどちらも問題です。
しかし、確かにロシアでは不審死が多い印象があり、自然死ではないと疑いを持ってしまうのも仕方がないことかもしれません。
その３：ホテル・ウクライナと呼ばれた高級ホテルが現場
三つ目の理由は、遺体発見場所がホテル・ウクライナと呼ばれた高級ホテルだったということです。
高級ホテルで死亡と聞くと、想像を掻き立てられてしまうものです。
青木純氏訃報の第一報ではモスクワの5つ星ホテル、ラディソン・コレクション・ホテル・モスクワで死亡と報じられました。
こちらのホテルは、モスクワ中心部にある高級ホテルです。
しかし、後に青木純氏が亡くなっていた場所は、ホテルではなくホテルにある住居スペースということがわかりました。
モスクワのホテルで亡くなったと報じられていますが、正確にはホテルの住居スペースと聞いています。（ヤマハ株式会社の担当者）
引用元：yahooニュース
このことから、青木純氏は住居内で一人でいるときに心臓発作を起こし亡くなった可能性もあります。
ホテルで誰かと会っていて襲撃されたという可能性は低いかもしれません。
青木純氏の死因が暗殺や陰謀論ではないと思われる理由もありましたのでご紹介します。
ヤマハ青木純の死因が暗殺や陰謀論ではない理由
青木純氏の死因が暗殺や陰謀論ではない理由は、「プーチン大統領の側近と密接な関係」という憶測が立つような報じ方をしたのが、イギリスの有名タブロイド紙「デイリー・ミラー」社だからです。
出典元：デイリー・ミラー
「デイリー・ミラー」社には、「本紙はセンセーショナルな新聞である」で始まる有名な論説があります。
大衆社会において出来事をヴィヴィッドに伝える方法としてセンセーショナリズムを掲げています。
つまり、ヴィヴィッド（＝強烈）でセンセーショナリズム（＝大衆の関心を掻き立てる方法を取る策略）な記事を届けると公言しているのです。
また、タブロイド紙とは、ゴシップ系の大衆紙であることも忘れずに、全て鵜呑みにしないことが受け取る側に求められるかもしれませんね。