2024年1月、多くの人々を悲しませた大久野島のうさぎ虐待事件。
その犯人逮捕に大きく貢献したのは、長年島でうさぎを撮り続ける写真家の中村隆之氏と麿矢氏ご夫妻でした。
うさぎへの深い愛情が事件解決の鍵となった、その経緯を追います。
【うさぎ写真家】中村隆之氏&麿矢氏
事件の解決に大きく貢献されたのが、うさぎ写真家として活動する中村隆之氏と麿矢氏ご夫妻です。
- 中村隆之氏のInstagram:@uta_utao
- 中村麿矢氏のInstagram:@uta_utako
うさぎのスペシャリスト
中村隆之氏と麿矢氏は、2000年より広島県竹原市の大久野島、通称「うさぎ島」で野生のうさぎたちの撮影を続ける、うさぎ写真家uta(うた)として活動するご夫婦です。
「うさぎ写真家 uta」という活動家名の由来は、お二人のニックネームを組み合わせたものだと考えられます。
複数の情報源やブログ記事などから、以下のことが分かります。
- 中村隆之氏のニックネームは「うたお」
- 中村麿矢氏のニックネームは「うたこ」
20年以上にわたり、うさぎたちの愛らしい姿を捉え続けており、その写真は多くの人々に癒しと感動を与えています。
お二人の活動は、単なる写真撮影にとどまりません。
- 大久野島のうさぎたちの記録: 長年にわたり大久野島のうさぎたちを観察し、その生態や季節ごとの変化を写真を通して記録しています。これは、うさぎたちの貴重な資料としても価値があります。
- 愛情あふれる写真: うさぎたちへの深い愛情が伝わる、温かく優しい写真が特徴です。自然な表情や仕草を捉えた写真は、見ている人の心を和ませます。
- 「おうちのうさぎさんの撮影会」: 大久野島だけでなく、全国各地で飼いうさぎの撮影会も開催しており、多くの飼い主さんたちに喜ばれています。
- 情報発信: ブログやX(旧Twitter)などのSNSを通じて、うさぎの情報や写真を発信し、うさぎの魅力を広く伝えています。
そして、今回、長年の経験と知識を活かし、犯人逮捕に大きく貢献されました。
中村隆之氏&麿矢氏の事件解決への関わりと逮捕の経緯
中村隆之氏と麿矢氏は、2024年12月、島内のうさぎが不自然に大量死していることを聞きました。
2025年1月21日、不審な動きをする人物を見つけ、うさぎを蹴ったためその場で取り押さえたということです。
隆之さんは、「取り押さえてすぐはほとんど抵抗しないで観念した様子でした。まずはほっとしたのと、犯人への怒りがあります。防犯カメラなど、監視態勢を整えなければいけないと思います」と話していました。
麿矢さんは「なぜ蹴ったのかを聞いたら『かわいいから』という返事でした。同じようなことをする人が二度と現れてほしくないです」と話していました。
引用元:NHK
お二人のXの投稿には、逮捕までの様子が詳細に語られています。
昨日の夕方、大久野島のうさぎを蹴り殺した犯人を現行犯で取り押さえました。
— うさぎ写真家 uta (@utajima) January 22, 2025
大久野島では昨年の11月よりうさぎさんの不審な大量死が続いており、昨日までに100匹近いうさぎさんの遺体が見つかっていました。…
取り押さえたとき抵抗する様子はなかったとのこと。
中村隆之氏&麿矢氏にお怪我がなくて本当に良かったですね。
これはおそらく、このニュースの一報を聞いた誰もが思ったことだろうと思います。
中村隆之氏&麿矢氏のうさぎへの想いと活動
長年うさぎ写真家として活動されている、中村隆之氏&麿矢氏。
今回の行動は、お二人のうさぎへの愛情と、不正を許さない強い正義感の表れと言えるでしょう。
お二人のインスタグラムに並ぶうさぎたちは、まさに生命の躍動そのもの。
- ふわふわの毛並み
- つぶらな瞳
- ピンと立った耳
その全てが愛らしく、見ているだけで心が和みます。
島内の自然を駆け回る姿は躍動感に満ち溢れ、小さな体から溢れ出るエネルギーに圧倒されるほど。
仲間と戯れる姿、日向ぼっこをする姿など、何気ない日常の一コマが、お二人の愛情あふれる視点によって、まるで絵画のように美しく切り取られています。
写真から伝わる温かさは、うさぎたちの生命力と魅力を最大限に引き出し、見る人の心を捉えて離しません。
お二人の活動は、うさぎの魅力を伝えるだけでなく、動物愛護の精神を広く社会に訴えかける力強いメッセージとなっています。
まとめ
大久野島のうさぎ虐待事件で、うさぎ写真家の中村隆之氏&麿矢氏が犯人逮捕に貢献。
お二人の愛情と行動が事件を解決に導きました。
私たちも小さな命への愛情を改めて見つめ直す必要があるのかもしれません。