福岡県にある中学校で高校受験のための願書を出し忘れるという重大な問題が発生してしまいました。
対象の生徒は3名。
第一志望校を受験できない生徒は、落ち込んだままということです。
今回は、願書出し忘れの中学校や担任教師、なぜこのようなことが発生したのか調査しました。
願書出し忘れの中学校はどこ?
高校受験の願書を出し忘れた中学校は、福岡市東区にある私立・博多女子中学校です。
願書出し忘れられた生徒の志望高校はどこ?
願書を出し忘れられてしまった生徒3名は、古賀竟成館高校を志望していたことがわかっています。
学校の不手際で古賀竟成館の願書を出し忘れて受理してもらえなくて、結論から言うと試験は受けられませんと言われて…
引用元:yahooニュース
2024年版の古賀竟成館高校の偏差値は、古賀竟成館高校47-56です。
願書出し忘れの担任教師は誰?
願書を出し忘れてしまった担任教師の実名はわかっていません。
しかし、保護者に最初に問題発生の連絡をしたのは、担任教師だったことがわかっています。
保護者「担任の先生から連絡が来て、子供がいるかどうかの確認をまずされて『ちょっといない状況でお話ができますか』って。学校の不手際で古賀竟成館の願書を出し忘れて受理してもらえなくて、結論から言うと試験は受けられませんと言われて…」
引用元:yahooニュース
おそらく電話でまず一報があったと思われますが、その後自宅に謝罪に訪れたようです。
自宅に謝罪に訪れたのは、校長ら学校側だったとのこと。
保護者の話しによると事務長もいたようなので、担任教師含む3人で訪れたのではないでしょうか。
- 校長
- 事務長
- 担任教師
学校側は、和解金として最高50万円を提示しました。
単刀直入に言いますってなりました、その事務長が。学校側としてはこのたびは30万円、これが…ここが和解金です。僕の反応を見て、プラス20万円。『第一志望なんで。これ以上もこれ以下ももうないです』って、はっきりここで言ったんですよ
しかし、保護者側は納得するはずもありません。
3年間をどう考えているか、学校の教育者として。高校によって友達も変わるし人生の道も変わると思うんですよ。どうやって起きた経緯なのか全部わかってもらうために、訴訟はしようと思ってる…じゃなくてもうします
生徒は、ぷつっと糸が切れたよな感じで、もう本当に学校も行きたくなさそうだし先生と話したくないと言っているようです。
一生懸命進路を考えて勉強に励んできたことが報われなくて、受け入れられるはずがありません。
願書出し忘れはなぜ発生した?
このような重大な問題はなぜ発生してしまったのでしょうか。
教頭の説明によると、
学校側は、古賀竟成館高校の願書提出の締め切り日時は、2月16日の正午でした。
しかし、 担当教員らが締切りの日時を県立高校と同じ20日だと勘違い。
慌てて気付いて対応したのでしょう。
本来の締切りから2時間遅れの16日午後2時に提出しましたが、受理されなかったということ。
校長が高校側に直接交渉しましたが、「例外は認められない」と言われ、3人は受験することは出来ませんでした。
たしかに高校側の説明は正しいですが、未来ある子供の進路のためですから、今回のような学校側のミスであれば、救済措置を取れるような仕組みがあるといいと心から願います。