祖父・父・姉妹と三代でプロ棋士が並ぶ囲碁界の名門に生まれ、2026年1月1日付で関西棋院の初段となった藤澤ななみさん。
東京在住の10代が大阪の関西棋院からプロ入りしたという異例の経歴もあって、その素顔が気になる人も増えていますよね。
今回は、藤澤ななみさんのwikiプロフィールと年齢に加えて、藤沢秀行名誉棋聖の孫という家族関係、高校・中学の学歴、なぜ関西棋院を選んだのかを調査しました。
藤澤ななみのwikiプロフィールと年齢
藤澤ななみさんは2008年11月6日生まれ、東京都出身の囲碁棋士です。
2026年8月時点では17歳になります。
| 項目 | 内容 |
| 名前 | 藤澤 ななみ(ふじさわ ななみ) |
| 生年月日 | 2008年11月6日 |
| 年齢 | 17歳(2026年8月時点) |
| 星座 | さそり座 |
| 出身 | 東京都 |
| 所属 | 関西棋院 |
| 段位 | 初段(2026年1月1日付入段) |
| 師匠 | 藤澤一就八段(実父) |
| 棋風 | 戦いが好き |
| 趣味・特技 | カラオケ・お菓子作り |
年齢の表記はメディアによって差があり、入段が発表された時点では16歳、後援会設立の報道では17歳と書かれていました。
誕生日が11月なので、同じ年でも報じられた時期で1歳ずれて見えるだけですね。
関西棋院の棋士紹介ページには、ユニークな回答も並んでいます。
嫌いなものは「早起き、私の隣で納豆を食べる人」、ストレス解消法は「音楽を聴く、玉ねぎのみじん切り」だそうです。
もしプロ棋士になっていなかったら就きたかった職業は「検察官」、好きな言葉は「頑固一徹」と答えています。
血液型は「わからない」と正直に書かれているのも印象的ですね。
藤澤ななみの家族構成|藤沢秀行の孫
藤澤ななみさんの家族構成は、父・母・姉・兄を含む5人です。
祖父は、昭和の囲碁界を代表する棋士として知られた藤沢秀行名誉棋聖。
父は日本棋院東京本院所属の藤澤一就八段で、ななみさんの師匠でもあります。
一就八段は1981年に16歳で入段した棋士で、2000年から新宿こども囲碁教室を主宰してきました。
これまでに3000人以上の子どもを指導し、門下から多くのプロ棋士を送り出しています。
ななみさんは、その一門から18人目のプロ棋士として誕生しました。
藤沢家では初めて関西棋院に所属した棋士でもあります。
囲碁を始めたきっかけは「兄がやっていたから」と答えていて、身近な家族の影響で盤の前に座るようになったようです。
母と兄については、名前や職業などは公表されていません。
藤沢里菜は藤澤ななみの異母姉
藤沢里菜七段は、藤澤ななみさんの異母姉にあたります。
1998年9月18日生まれで、女流四冠を達成するなど女流タイトルを重ねてきた棋士です。
里菜七段も3歳上の兄について行くうちに碁を覚えたと語っていて、きっかけが兄だった点は姉妹で共通しています。
祖父・父・姉妹とプロ棋士が並ぶ家系は、日本の囲碁史でもかなり珍しいですね。
藤澤ななみの高校と中学は?学歴
藤澤ななみさんの高校は角川ドワンゴ学園N高等学校で、中学は青山学院中等部です。
後援会の公式サイトに、囲碁の歩みとあわせて経歴が公開されています。
| 年 | 学歴・出来事 |
| 2013年 | 新宿こども囲碁教室に通い始める |
| 2018年10月 | 日本棋院の院生(2025年7月まで) |
| 2021年3月 | 青山学院初等部卒業 |
| 2024年3月 | 青山学院中等部卒業 |
| 2024年4月 | 角川ドワンゴ学園N高等学校入学 |
| 2025年10月 | 関西棋院女流棋士採用試験に合格 |
| 2026年1月 | 正棋士(初段)となる |
碁を覚えたのは5歳のころで、小学校に上がる前から父の教室に通っていました。
青山学院には初等部から中等部まで在籍し、院生としての対局と学校生活を並行させています。
高校に選んだN高等学校はネットを活用した通信制で、対局や研究の時間を確保しやすい環境です。
小林覚九段や羽根直樹九段も同校で学んでおり、囲碁棋士の進学先として定着していますね。
藤澤ななみはなぜ関西棋院で初段?
東京在住で日本棋院の院生だった藤澤ななみさんが関西棋院を受験したのは、一日でも早くプロになりたかったからです。
日本棋院の採用試験では、あと1勝でプロという次点を2度経験しています。
2025年に公開された院生序列でも最上位のAクラスに名前があり、女流特別採用の本戦で上位を走りながら届かなかった悔しさがありました。
そこで、日程の近かった関西棋院の女流棋士採用試験に挑戦します。
会見では「一秒でも早くプロ棋士になりたかった」と受験の動機を語り、棋風は「少し戦闘系」と自己分析していました。
この試験は関西棋院が初めて実施したもので、応募期間は2025年6月1日から7月31日まで。
応募者はななみさん1人だけでした。
一次試験の棋譜審査、院生師範・阿部良希五段との試験対局を経て最終試験へ進みます。
受験者が1人だったため、最終試験は関西棋院の女流棋士2人と対局して1勝すれば合格という形式でした。
10月13日に行われた試験対局で、藤澤さんは髙山邊楓実初段を相手に中押し勝ちを収め、合格条件である1勝を挙げました。
引用元: 関西棋院
この1勝で条件を満たし、10月20日に審査役会の承認を経て採用が正式決定しました。
入段日は2026年1月1日付で、17歳を迎える年にプロ棋士としてのスタートを切ったことになりますね。
藤澤ななみの囲碁普及と後援会
藤澤ななみさんは初段になってから、対局と並行して関西での囲碁普及に力を入れています。
目標に掲げているのは「囲碁を全国で普及すること」です。
関西での初めての囲碁イベントは2026年4月に大阪市内で開かれ、自戦解説や指導碁でファンと交流しました。
「『囲碁を始めてみます』という方が多くてうれしい」と語っています。
同じ時期には大阪府池田市内の小中学校などに漫画『ヒカルの碁』を寄贈し、「対局も普及も頑張る」と話していました。
父の一就八段と監修した入門書『5さいからはじめる「いご」』も出版され、「楽しんで集中力育てる」と狙いを語っています。
そして2026年7月7日、大阪市内のホテルで藤澤ななみ棋道後援会の設立総会とお披露目会が開かれました。
関西囲碁界の活性化も目的に掲げた会で、懇親会や囲碁会を含めて約70人が参加しています。
後援会の公式サイトも開設され、本人があいさつを寄せています。
一人でも多くの方が日本が誇る伝統文化「囲碁」に触れ、好きになって頂けたら嬉しいです。
引用元: 藤澤ななみ棋道後援会
テレビ朝日系の特別番組でも「囲碁一家・藤澤ファミリー」として紹介され、盤の外での知名度も広がってきました。
普段の活動場所は新宿こども囲碁教室と天豊道場で、東京と関西を行き来しながら普及に取り組んでいるようです。
まとめ
今回は、藤澤ななみさんのwikiプロフィールと年齢、藤沢秀行名誉棋聖の孫という家族、高校・中学の学歴、なぜ関西棋院で初段になったのか、後援会の設立までを調査しました。
- 藤澤ななみさんは2008年11月6日生まれ、東京都出身の囲碁棋士です。2026年8月時点で17歳で、関西棋院に所属しています。
- 2026年1月1日付で初段となり、関西棋院が初めて実施した女流棋士採用試験の合格者になりました。
- 家族構成は父・母・姉・兄で、祖父は藤沢秀行名誉棋聖、父で師匠は藤澤一就八段、異母姉は藤沢里菜七段です。母と兄については公表されていません。
- 学歴は青山学院初等部から中等部に進み、高校は角川ドワンゴ学園N高等学校に在籍しています。
- 関西棋院を受験したのは、日本棋院の試験で2度あと1勝に届かず「一秒でも早くプロ棋士になりたかった」ためです。
- 2026年7月には大阪市内で藤澤ななみ棋道後援会が設立され、関西を中心に普及活動を広げています。
戦いを好む棋風で、対局と普及の両方に意欲を見せている10代のプロ棋士。
三代続く囲碁一家の系譜をどう受け継いでいくのか、これからの歩みが楽しみですね。
